理想ぴったりの人なんていない

私が婚活していた時の相手の男性への理想。
・優しくて顔もある程度かっこいい人
・決断力があってリードが上手
・専業主婦でいられるほどの年収がある人
・清潔感があってお洒落な人
・おまけに二世帯住宅で自分の両親と一緒に住んでくれる人 でした。
今の私なら言えます。
なんて自分本位な理想なんだろう
あなたはお姫様?それともモデルのような美貌?
― いいえ、そのどちらでもありません。
結婚してみて思ったことは、相手に求めるものは”思いやり”だけで充分ということ
新婚時代、私たち夫婦はお互いの違いにかなり戸惑いました。
綺麗好きな彼と、そうではない私
きっちり派の彼と、大雑把な私
仕事優先の彼と、家庭を優先して欲しい私
薄味好みの彼と、濃い味好みの私
お酒が大好きな彼と、酔っ払いが嫌いな私
暑がりな彼と寒がりな私 etc…
挙げれば挙げるほどキリがない私たちの違いは、お互いのストレスとなりやがて喧嘩へと発展するのでした。
あんなに好きで結婚したのに。こんなはずじゃなかった・・・
若かりし私はよく思ったものです。彼もきっとそうです。
これらの違いをどうやって解消したか
話し合いや喧嘩をしながら、お互いが納得できたり、
「ここまでだったら大丈夫!」というポイントまでお互いが譲ること。
そこにはお互いを思いやる気持ちが不可欠でした。
例えば、「綺麗好きな彼と、そうではない私」について。
衣食住の中で「食事」が一番大事な私は、当時は料理に力を入れていました。
慣れない料理に予想以上に時間がかかり、掃除が疎かになっていたことは確か。
又、ある程度溜まってから洗濯機を回したい私に対して、例え少量でも毎日洗濯して欲しい彼。
彼にとっては「住」が一番大事だったのです。
しかも、彼を喜ばせたい一心で私が力を入れていたはずの料理は、彼の苦手な”濃い味”で…

つまり、私が彼のためにしていたことは、彼の望んでいないことだったのです。
ある日、掃除洗濯、料理について彼と口論になりました。お互いに溜まっていたストレスが限界に達していたのでした。
私たちは時間をかけて何度もお互いの気持ちを話し合いました。
その結果、洗濯物が溜まっていたり部屋が汚れているとイライラしてしまう彼に対して、私は「掃除洗濯は毎日します」と約束しました。
ここにたどり着くまでに、私自身かなりの葛藤と戦ったことは事実です。
そして料理はなるべく濃くなりすぎないように気をつけました。
それから8年経った今では、私はすっかり薄味になりました。その方が受けも良いし身体にも良くて万々歳!(笑)
子供が生まれて家族が増えたこともあるけれど、掃除洗濯は毎日しないと気が済まなくなりました。
最初は義務感でしていたことが今や習慣となり、私自身も綺麗好きになってよかったなって心から思っています。
これは私が”譲った”こと。
彼が譲ったこともあります。
彼は大好きだったお酒をやめました。
「やめてしまってつらい?」と聞くと、
「やめてしまえば必要ないものだった。これまで時間もお金も無駄にしていたことがよくわかった。嫌な思いをさせてごめんね。その分貯まったお金や時間は自分の勉強やスキルアップに使える。やめてよかったよ!気づかせてくれてありがとう!」と彼らしい答えが返ってきました。
お酒をやめることがかなり困難であったこと、彼もかなりの葛藤と我慢と戦ってくれたことは簡単に想像がつきます。
そして子供が生まれてからは、仕事優先だった彼が家族のことも優先するようにもなりました。
急に変わることはできません。
でも、長い時間をかけて芽生えた深い愛情や家族を大切に想う気持ちがお互いにそうさせたのだと思います。
生まれ育った環境が全く違う2人が一緒に暮らすということは、想像以上に大変なこと!!
性格も、容姿も理想通り、価値観も、全てが一致する人がいたらなんて素晴らしいだろうと思います。
でも、そんな人を見つけるなんて至難の技です。
白馬の王子様も、白いワンピースが似合う大和撫子もいません。
折り合い、譲り合い、歩み寄り。
これは妥協とは違います。
全ては思いやりの気持ちから。
男女に関わらず、相手のことが少し「違うな」と思っても、お互いを思いやる気持ちさえあれば結婚生活は続いていくものです。
お相手の少し残念な部分が見えたとしても、自分の中にほんの少しの優しさと思いやりの気持ちを持つことができたら、その方を結婚相手として考えてみてください。
そして、自分も完璧な存在ではないことを思い出して頂きたいのです。
そうすれば、結婚まで少し近づくはず・・・!!
Posted by winkbridal at
17:12
│2019年05月29日
わがまま、いいですか

秋です

コスモス花咲くまんのう公園に行ってきました。
優しいピンクのコスモス、とても綺麗でした。
美しさを共有できる相手がいるって、本当に素敵なことです。
皆さんも是非訪れてみてくださいね。
つい先日、私たちは7年目の結婚記念日を迎えました♡
旦那様と、小さなことに笑い合える幸せを今日も噛みしめています。
ありがとう。これからもよろしくね。
あの時、あなたに出会えていなかったら私は今何をしているんだろう。
なんてふと考えたりします。
さて、前回「涙のパンプス」続きです。
2018/10/10
当時は辛かったです。
その男性と別れてしばらく経っても彼への気持ちは拭えず、しばらくは泣いて過ごしました。
そんな毎日でも、婚活は続けていました。
しかし、お見合い中でも別れた彼とお相手を比べてしまい、断ったり断られたり。
こんな状態ではうまくいくはずもありません。
どんなに良い方でも、当時の私にはその方々の良さがどうしても見えなかったのだと思います。
やはり、傷ついた心を癒すのには時間が必要でした。
婚活疲れたな。良い人いないな。しばらく休みたいな。。
しばらく経ったある日、ある新規入会の男性に私はお申し込みをしました。
特に何かを感じた訳ではありません。藁をも掴む思いで。
お見合い当日の緊張した彼の様子を今でもはっきりと覚えています。
彼は初めてのお見合いだったそうです。
その時すでに10回以上のお見合いをしていた私には、緊張した彼が新鮮で、とても好印象でした。
彼とのお見合いの後、私の心にはCHARAの名曲「やさしい気持ち」が流れていました。
(CHARAは私の青春の曲です)
彼にわがままを言ってみたい
そんな不思議な気持ちになったのです。
そしてその日から、なかなか忘れられずにいた男性のことはすっかり忘却の彼方へ
よくビビッという表現をされるけれど、今までの男性とは何かが違う
それは自分でも感じていました。
私の場合、お見合いを何度も経験したからこそ分かる感覚かもしれません。
そして3ヶ月後、彼からのプロポーズを受けました。
そして次の年の10月、私の一番大好きな季節に結婚式を挙げました。
あの時彼に出会っていなかったら?
疲れて婚活を休んでいたとしたら?
そう思うと、あきらめずに婚活を続けて本当によかったなぁと心から思っています。
もちろん、私の頑張りだけではなく、私をサポートし続けてくれた結婚相談所と、励まし続けてくれた両親の存在があったことは言うまでもありません。
Posted by winkbridal at
18:03
│2018年10月29日
涙のパンプス

忘れられない男性がいました。8年前の話です。
お見合いで出会った男性のことが大好きになりました。
優しくて気も合う彼、彼も私のことを気に入ってくれている様子でした。
県外に住む彼は休日ごとに高松に来てくれて、色々な所でデートをしました。
彼はお店や出かける場所を良くリサーチしてくれていたし、楽しい時間を演出する努力を沢山してくれていました。
彼と過ごした日々は本当に楽しかったです。
最近はデートで割り勘が多いという話もよく聞くけれど、彼は私がトイレに行っている間に会計を済ましていることもあったり。
(男性の皆さん、これが出来たら本当にかっこ良いです!)
お金に関してもとてもスマートでした。
お互いに結婚を意識するようになった私たちは、お互いの両親にも会いに行きました。
彼の両親がとても優しくて良い人達だったので、素敵なご両親を含めて彼を好きな気持ちは更に強くなっていきました。
でも理由あって、お別れすることになりました。
理由は、養子に来て下さいという私の要望に沿えないからでした。
私は、実は養子希望だったのです。
大好きな彼と、大切な両親の間で、悩んで出した答え
それは両親に祝福されない結婚はできないということでした。
彼も同じ答えでした。
お別れしたカフェも、最後に交わした会話も、今でもはっきり覚えています。
お別れした時、家まで送ってくれるという彼の申し出を丁重にお断りして、歩いて泣きながら向かった先はなぜか靴屋さん。
当時の私には少し背伸びした大人っぽいデザインの7cmヒールのパンプスを買いました。
値段もヒールも高い靴を買うことで、彼への気持ちをなんとか吹っ切ろうとした私でした。
彼は今どうしているんだろうか。
そのパンプスは今も家にあって、今の私にとってはヒールが高すぎてあまり履かなくなってしまったのだけれど
このパンプスを見る度に思い出します。
そして、当時の私のように苦しい状況に陥っているかもしれない会員様のことを想う
私にとって戒めです。
あれは恋だったなぁ。
彼と別れどん底にいた私がどのように立ち直り、旦那様と結婚することとなったのか
それはまた別のお話で♡
Posted by winkbridal at
17:51
│2018年10月10日
婚活で大変なこと、それは・・・

先日、新規会員様に聞かれました。
「婚活で大変なことって何ですか?」
それは気に入っている人に断られてしまうこと
お見合いを何度申し込んでも断られてしまい、なかなかお見合いができないこと
自分の経験から、そんなことが頭に浮かびました。
常に相手から評価される立場にあるということは、想像以上に辛いもの
婚活がスムーズに進む人もいるけれど、うまくいかずに悩んでいる人が多いのが現状です。
私が声を大にして言いたいこと

結婚相談所に登録したからといって、すぐに結婚できる訳ではないということ
相手に求めるだけでなく、うまくいかない原因を真摯に受け止める素直さ
何よりも、自分を変える努力が一番大切だと思っています。
例えば、年収や容姿にこだわりがある方、いらっしゃいますよね?
そのこだわりを持ち続けて、断られる状況が続いたなら、その条件にはこだわるべきではないと思います。
時にはこだわりを捨てることも必要
そのこだわりを捨てて受けてくれた方が、がっかりしてしまうくらい理想とはかけ離れた人だったら?
そんな相手しか受けてくれない現実を受け止め、そんな自分を見つめ直してみてください
容姿やファッション、話し方や考え方を変えてみる
外見は割とすぐに変えることができます。
思考を変えるのは簡単ではありませんが、自分磨きのセミナーを受けてみたり、素敵な方の講演を聞きに行ったり、自分なりに努力はできるはず
ある男性会員様は、喫煙歴も長く、体重は100kgありました。
このままでは全くお見合いを受けてもらえない状況に一念発起した彼、禁煙して20kg以上のダイエットに成功しました。
彼が成婚退会できたのは、自分を変えたいという彼の努力と素直さのおかげだったと思います。
来年の春にパパになるそうです。
婚活をやめてしまうか、自分を変える努力をしてみるか
それはやっぱり自分次第
Posted by winkbridal at
11:32
│2018年10月08日
クーポン君♡

クーポンを見る度に思い出す人がいます。
あるイベントで出会った彼のお話です。
イベントでマッチングした彼とのお見合いを経て、初めてのデートでどこに食事に行こうかと話していた時です。
彼が徐ろに取り出したのはホットペッパー!!
この中から選ぼうと、クーポンが使えるお店で食事することにしました。
私はえ~!!と思いました。
お見合いやデートでクーポンを使われたのは初めてだったからです。
2回目、3回目のデートでも必ずクーポンを持ち歩く彼(笑)
3回目のデートの後、丁重にお断りさせていただきました。
クーポンを使うのが悪いと言っている訳ではないんです!私ももちろん使います。
おご馳走になる私に文句を言う資格はありませんし、婚活にお金がかかるのは本当によく分かります。
ただ・・なんだか気分が下がります(笑)
デートではクーポンは使わないほうが良さそうです。
(この文章を読んでご気分を悪くされた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。)
あれから数年後、彼が結婚したと聞き、偶然にもショッピングモールでお見かけしました。
彼女と並んで歩く姿は幸せそうでした。
お互い運命の人と巡り会うことができてよかったね

案外、彼のような人が良い旦那様になるかもしれませんね。
結婚には金銭感覚が合うかどうかも大切な条件だなぁと思います。
Posted by winkbridal at
10:48
│2018年01月10日
昔の自分に言ってあげたい!

人生は失敗と成功の繰り返し
失敗の中からいかに学ぶかが大切なことだと感じています。
私は婚活をしていた頃の自分に言ってあげたいことが沢山あります。
中でも一番言いたいのは・・・
自分は何様なんだ!このタカピー!! です笑
相手の欠点ばかりが気になって、もっと長所を見てあげればよかったなぁ。
相手に求めるものが少し多すぎたのかなぁと

例えば、過去のデートでこんなことがありました。
お見合い後の初デートのお話です。
18時に待ち合わせしてジャズの野外ライブに行くことになりました。(夏でした)
彼の車のクーラーが故障していたため、私の車で迎えに来て欲しいとのこと。
その時、正直に言うと「デートまでに車を修理しないなんて(`・ω・´)」と思いました。
2週間前のお見合いの時もクーラーが故障していたからです。
こんな気持ちになりながらも結局彼を迎えに行って、会場に到着しました。
この時18時すぎでしたので、当然晩ご飯も一緒に食べるのだろうと思っていたのですが、彼が向かった先はライブ会場
そのまま2時間ジャズを聴きました。
2時間後、「ごはんはどうするの?」と聞くと、なんと「食べてきた」と言う!!
そして私が食べていないことを伝えると、「何か食べよう」と言ってくれたのですが、1人で食べるのも気が引けると思い、食べませんでした

空腹と苛立ちを感じている私に気づかない様子の彼
その後、海辺を30分ほど散歩しました。
散歩の後、見晴らしの良い所へ行きたいという彼の申し出を断って、彼を送り届けてお別れしました。
その後彼とはお会いしていません。
当時の私の気持ちはこうです。
食事の時間に自分だけご飯を食べてくるなんて!!
デートに車を出してくれないなんて!!
当時の私の怒りはごもっともだと思います。
でも今考えると、自分のこと、なんて上から目線の人間なんだとも思います。
彼が自分の車を出さなかったのは、もしかしたら修理が間に合わなかったのかもしれないし、暑い中クーラーが効かない車に私を乗せることを躊躇った彼なりの優しさかもしれないと。
食事のことも、1人で食べることに引け目を感じず、いっそかわいく彼におご馳走してもらえばよかったなって。
もっと話してみたらよかったなぁ。
今思えばとても優しい人だったのかもしれないなと思っています。
当時の私は与えられることが当然だと思っていて、自分から与えることはしていなかったなというのが反省点です。
何かにつけて文句を言って、良いところを見ようとしなかった
そんな自分こそが出会いを遠ざけていたのかもしれません。
昔の私みたいな会員様がたまにいらっしゃいます。
気持ちは本当によく分かっているつもりです笑
Posted by winkbridal at
17:03
│2017年12月03日
男性必見!恋に落ちた瞬間

誰しも恋に落ちる瞬間があるものです。
私は過去に数十回お見合いをしましたが、中でも心に残ってるのがある彼のこと。
お見合いは何回か会ってみて相手の人柄や自分に合う人かどうかを判断する
恋愛とは少し違って特殊です。
彼の第一印象は普通、話は面白いけど友達のような人でした。
そんな好きでも嫌いでもない彼との数回目のデートで、
彼のことが大好きになった瞬間があるんです。
ある日こんぴらさんにお参りした際に一緒に行ったセルフのうどん屋さんでのこと。
ワカメうどんだけを注文して先にテーブルについた私。
後から来た彼が「どうぞ!」って手渡してくれたものはさつまいもの天ぷら!
私はうれしくてびっくりしてしまいました。
天ぷらコーナーを通ったとき、私は「さつまいもの天ぷらが食べたいな」と思ったけれど、ダイエット中のため我慢していたからです。
以前友達と行ったビュッフェで揚げたての天ぷらコーナーがあり、さつまいもの天ぷらだけをひたすら食べたという話を覚えていてくれたのです。
それが私が恋に落ちた瞬間でした
(さつまいもかい!笑)
好きになるきっかけは人それぞれですが、
女性は普段の何気ない会話や好きなことを覚えていてくれたりすると、本当にうれしくなるものです。
高価なプレゼントやお洒落なレストランで食事するよりも
何気ない優しさや思いやりが男性方が思っている以上に嬉しかったりするんです。
もちろん、さりげなさが大切ですよ~!
その後彼とは様々な事情があってうまくいかずにお別れしましたが
今でもふと、元気かなぁと思い出すことがあります。
男性のみなさま、必見ですよ!


Posted by winkbridal at
12:10
│2017年08月03日
私ごとですが

私はかがわキューピット協会の卒業生ですヽ(*´∀`)ノ
お見合いは10回以上しました


悩んだり傷ついたり。。本当に苦しい時期もありました。
でも今となっては「婚活って本当に楽しかったなー!!」って心から思っています。
中には一目見た時から「今日は帰りたい・・

最初は悪印象だったのに、徐々に好きになった人もいました。
色々な人との出会いがあり、長い長い道のりを経て主人と出会えたことはまさに奇跡・・・

主人との出会いは6年前のこと。
緊張した面持ちで座っていた彼の様子、今でもはっきりと覚えています。
話し方や服装、彼の持つ雰囲気がとても好印象でした

第一印象は3秒で決まると言いますが、一目見た時から私の好きな感じの人でした。
そしてお見合い後、私の頭の中はCHARAの歌が流れていました♪
CHARAは私の青春の歌なんです♥
今の時代、お見合いといってもやはりときめきが大切ですよね(´∀`*)ウフフ
Posted by winkbridal at
11:18
│2017年02月03日
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